《耐震性能》不足する建物の補強対策
《耐震性能》不足する建物の補強対策
ひどい漏水から始まり、コンクリートの施工が大変悪く、配筋にまで不良施工が及んでいた物件で、どうやって『回復』させるかの検討がなされた。
瑕疵案件の構造に『ケチ』がつくと、被害者側の『不安感』だけでなく『不信感』も払拭しなければならないので問題解決のハードルが上がる。
耐震性能不足をどう補うかの検討で、ある棟のある部分ではカーボン繊維を利用したスーパーゼネコンの特許工法を提案してきたが、事業主側による公開実験は見事に失敗した。
この案件では、私は孤軍奮闘、四面楚歌という精神状態であったが、実は様々な方に助力いただいた。これは別のところで述べるが、ここではある先生の言を記す。
ある日、私の携帯が鳴る。
電話に出ると、村上さんという方が現場の最寄りの駅に到着し、これから行って良いかとのこと。
訳も分からず了承すると、暫くしてご高齢の方が現場事務所を訪れました。
この方は村上武夫さんと言い、JSCA(一般社団法人 日本建築構造技術者協会)の中でこの現場の話が話題となっており、堪らず助けに来たとのことでした。
矢継ぎ早に質疑応答がある中で、『あと施工免震をしてはどうか』とアドバイスされました。
確かに免震であれば色々と解決する問題がありました。
(更新中)
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一級建築士事務所 マンション管理士事務所
株式会社 佐藤マンションサポート
代表取締役 佐藤 稔 / SATOH MINORU
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