2020.11.12 マンション管理士会 現場見学会

佐藤

私が統括責任者として工事監理をしている物件に、管理組合様の了解を得て、(一社)東京都マンション管理士会所属のマンション管理士の方々による現場見学会を主催しました!

熱心なマンション管理士の方々が興味深く見学していました。

マンション管理士にとって、建物の維持保全はその業務のおよそ半分を占める重大事項です。

今回、その理解を深めることができたことは大変幸せでした。

また、この物件では、前回工事による大量の不良を是正しました。

前回、仕上げに石調塗装が施されています。
しかし、下地の補修が中途半端でした。
石の目地として見せている黒い線とは別に、仕上げにひび割れが出ていました。
それを広げてみると・・・補修してある部分と放置されている部分がありました。

石調仕上げ材はひび割れ隠蔽性が低いものが多く、上記のような打継ぎ目地はしっかり処理した上で目地とするなど納まりを慎重に検討しなければなりません。

しかし、前回は下地の処理自体が極めて中途半端な上、納まりの検討がなされていなかったわけです。

今回は、機能をしっかり確保するよう下地処理をしっかり実施すると共に納まりを検討しました。

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