2022.05.07【鉄部塗装暴露試験2】施工完了、暴露試験開始。

2022.05.07【鉄部塗装暴露試験2】施工完了、暴露試験開始。

2006年(平成18年)に開始され、16年の経過を観察した【鉄部塗装暴露試験1】は『知っていること』を再確認でき、体感させてくれました。
また、『知らなかったこと』を教えてくれて、多くの知見を与えてくれました。

さて、これを受けて本年3月に検討を開始した【鉄部塗装暴露試験2】もゴールデンウィーク後半を使って、無事に施工されました。

今回の注目すべきポイントは以下のとおりです。

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1.下塗り材の違いが上塗りに与える影響
2.塗装色の違いによる経年劣化の違い
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【図1】下塗り(錆止め)施工範囲

1.今回は、1つ目の視点として、鉄骨柱梁、扉を含めて、左右で異なる2種類の下塗り(錆止め)を採用し、錆止め性能等の違いを観察します。

 

【図2】上塗り塗装色の塗り分け

2.次に、図2のように塗装色を塗り分け、色の違いによる劣化速度の違いを観察します。

3.また、3つめの視点として、6枚ある扉の内、日照時間の違いによる劣化速度の違いを観察します。

6枚ある扉は、日中は左右に開いてあるため、中央の2枚が常に日照を受けますが、残りの4枚は中央2枚の裏側に隠れるため、日中の日照は通常ありません。

これらの環境の違いにより、劣化速度の差が発生することを想定し、これを経時的に観察します。

 

 

(更新中)

 

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一級建築士事務所 マンション管理士事務所

株式会社 佐藤マンションサポート

代表取締役 佐藤 稔 / SATOH MINORU

Email: satoh@satoh-m-s.com
URL: https://satoh-m-s.com

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