《水に関するトラブルを解決せよ!》リゾートマンション編
《水に関するトラブルを解決せよ!》リゾートマンション編
この物件では、『大浴場の漏水』、『階段室の漏水』、『アルミ手すり支柱脚部』など水に関するいくつかのトラブルに悩まされていました。
佐藤はこれに対して原因を究明し、しっかりと解決に導きました。
①『階段室の漏水』
斜面を背にした建物に多い例です。
壁の裏側に土を背負っている場合、地下構造物同様に二重壁などになっていれば良いのですが、そうなっていない場合は漏水や結露が著しくなる場合があります。
こちらの場合は、裏側の土から水分が供給されるため直しても直しても漏水が止まらず、鉄筋が腐食してコンクリートを押し出しています。
!!!このときの対処については、お会いしたときに是非ご質問下さい!
②『大浴場の漏水』
住み込みの管理人さんが最初に言われたのは大浴場更衣室の漏水でした。
その室の上は屋根となっており、漏水の可能性は高いな、と思いました。
現地へ行ったとき、管理会社の手配で散水調査をしていました。
出ない・・・
改めて図面を確認し、原因がわかりました。
!!!原因については、お会いしたときに是非ご質問下さい!
③『アルミ手すり支柱脚部』
初めて現場に伺った際、手すり支柱脚部が破損している部分が何箇所も見受けられました。
本調査の際は手すりの内部を確認しました。
写真ではちょっと分かりづらいですが、見た感じだけでは取り敢えず前回の注入は見えたり見えなかったり・・・
手すりの注入は、当初エポキシ樹脂を注入したのですが発熱等の影響やコストの問題で注入材をセメントスラリーを注入した例もありました。
ところが、セメントの強アルカリがアルミを痛める例がありました。
特に塩害影響下などの状況下などではアルミ手摺支柱脚部が膨張する例もあり、海岸近くのマンションで手すりを交換したら10年程度でひどい状況になったという例も稀に見受けられます。
手すり支柱脚部への注入の採用面の注意としては、その時期です。
手すり支柱の腐食が酷いと、もはや注入の段階ではない状況であるのにそのまま注入している例もあります。
その場合、当然意味はありません。
あと、ただ注入しても駄目です。
この工法は責任施工で対応する会社もありますが、『お任せ』だと痛い目にあいます。
思ったよりも適用範囲が狭く、その適用に注意が必要な工法です。
!!!最も注意すべき点については、お会いしたときに是非ご質問下さい!
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
一級建築士事務所 マンション管理士事務所
株式会社 佐藤マンションサポート
代表取締役 佐藤 稔 / SATOH MINORU
Email: satoh@satoh-m-s.com
URL: https://satoh-m-s.com
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/